2020/09/25 15:36
カホン完成しました♪
ご予約分は全て発送いたしました^^
打面はバーチ(白樺)材で、薄い板が3枚接着されて作られている合板ですが、その3枚とも全てバーチ材なのが拘りです。
今回のカホンも全て良い鳴りで自信作です^^
すでにカホンをお持ちの方も、これから始めようと思ってる方にも、超絶オススメです。
購入候補にいれていただけたら嬉しいです。
このサウンドホール側のルックスが製作者的に好みです^ー^
ボディにはウォルナット(くるみ)の突板材を使用して、着色等は行わずクリア塗装のみ。
木本来の色をそのまま生かして仕上げました。
打面はバーチ(白樺)材で、薄い板が3枚接着されて作られている合板ですが、その3枚とも全てバーチ材なのが拘りです。
それって当たり前じゃないの?って思われる事が多いけれど、、、
例えばボディの合板は7〜9層の薄い木を接着した合板ですが、表面の1枚だけが天然木のウォルナットで、他の材料はラワンだったりポプラだったり、他の樹種の木が使われています。
なので「化粧合板」なんて言われてたりします。 そうすることで、様々な天然木の色や木目などを活かしながら安価に作ることが出来るんです^^
全て同じ樹種でこの厚みの板を作ったら、、たぶん材料代だけで10倍近い値段になるかも。。
という感じで、一般的には表面の0.3ミリぐらいに化粧材を使って作られることが多いのだけれどHMカホンの打面は、バーチ(白樺)だけで作られてる合板です。
粘りのある繊維質で、カホンの打面には最適だと思っています。
他のカホンとカタログスペックで比較するときには、材料の表面だけじゃなくて中身は何でできてるか?も調べて見ると失敗が少ないと思います^^
HMカホンは一つひとつ手作りです。
生産ラインで作られた工業製品の様に 全く同じカホンを作ることはできません。
機械は使うけれど、手仕上げなので細かい部分を比較すると全部違います。
上で例にあげた打面についても、仕入れ時点で4ミリの合板を、裏表少しずつ削って3ミリ弱まで薄くします。
機械で削った後は、表面を手作業で研磨して木肌を整え、さらに部位ごとに研磨して厚みを落としていきます。
一つひとつ組み立てながら調整し→試奏→調整 を繰り返して仕上げています。
基本的には全て「HMカホン」の目指す「カホンらしいカホンの音」に仕上げて、それぞれ微妙に個性を持った個体となります。
あたり。はずれ。じゃなくて、個性です。その個性こそがアコースティック楽器の醍醐味であり楽しさでもあります^^
ですから、ハズレはありません(笑)
で、、可能ならご注文時の備考欄に一言添えて頂けると嬉しいです。
「初めてカホンを買います。」
「学校の備品としての購入です」
「今〇〇社のカホンを使っています。買い増しです。」
「今度ポップス バンドをやるのに使います。」
「オーケストラの打楽器をやっています。」
「〇〇というバンドに憧れてカホン始めてみようと思っています」
などなんでも良いので、一言を備考に添えて頂けると私なりに想像して、在庫の中から「このカホン気に入ってもらえるかな」な一品を選ばせて頂きます^^
なんか、こういうことを書くと「なんだ、そんなに違うのか、、」と思われてしまいそうですが(笑)本当に微細な違いで普段カホンを触らない人にはわからない程度の違いです。
ネット通販で試奏してお選びいただけない分、そのカホンの音色の少しの違いに気づける私にお任せ下さい。という意味で書きました^^
なんか、言葉って難しいですね^^;;
さらっと完成報告の記事を書こうと思ったのに、カホンの話になると熱くなって脇道にそれてしまいました!^^;;
なにか不明な点などありましたら、何なりとお問い合わせ下さいませ。